虫干し法会 第二日

本日7月2日は虫干し法会の第二日目。上宮寺に伝わる親鸞聖人、蓮如・如光上人など古く大切な法宝物を年に一度公開しました。

虫干し法会は法宝物の虫干しを縁に開かれる法会で、お盆申経も受付ました。昨日から続く雨は今日は風も伴って一時激しく降り、お参りが少なかったのは悔しかったです。

法話は三重から藤本愛吉先生で「教えに目覚めて」ということをかかげてお話しになりました。「如来のえらばず、きらわず、みすてずの御心こそ真実」という教えに目覚めれば、私たちの日ごろの心が「えらび、きらい、みすてる心」であることを仏さまが案じていることを知ることになる。そうすれば生活全体が修行となり、家が道場になるでしょうと軽安に話されました。

コロナ下でお斎なし、大雨で参詣者も少なしという二重苦でしたが、お勤めができ御法話を聞くことができたという事実は確かなので、まずはよかったと総括しておきます。