勿忘の鐘 震災より14年目

本日3月11日14時46分、東北大震災の勿忘(わすれな)の鐘を撞きました。

勿忘の鐘とは東北大震災を忘れないでほしいという願いから始まった行事です。東北地方の寺院はもちろん賛同した全国のお寺で震災発生の時刻に鳴らされています。

『朝日新聞』の朝日川柳には「あの日にはいまだ戻れず十四年」という福島の方の投句が載っていました。他の紙面には、いまも行方不明の家族を探して海に潜っている方が紹介されていました。ああそうなのかと、その人たちのことを忘れないで気にかけていく。改めて姿勢を正される鐘つきでした。